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Daichi Oitate's
1997年大阪生まれ。
京都芸術大学 写真映像コース在籍。
主に写真だけでなく粘土や絵の具など違ったメディウムを同時に用いて、写真とも絵画とも彫刻とも言えない、中間的な作品の制作に取り組む。
また、非物質である感情や言葉などもメディウムと捉え、作品の中に取り込んでいる。
様々なメディウムを同時に扱う上で、基盤となる考え方はブリコラージュである。
ここでのコラージュとは、単にイメージの切りはりではなく、様々な媒体の融合を指し、あらゆる性質やロジック、手段を部品として何が作れるか試行錯誤しながら、最終的に新しいものを作り出す。
特にそのプロセスの中で起きる偶発的な出来事や事故的な痕跡は、 決してコンセプトから生まれるものではなく、理論や設計図に基づいて物を作る「設計」とは対照的なものである。
しかしそれは偶然に任せて生まれたものをそのまま作品にするわけではなく、プロセスの中で生まれた偶然性を用いて制作に取り組む。
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